編集室ブログ
「しんなり野菜ゼロ計画」奮闘中

料理は、私にとって “試練”。
余った野菜を前に「これ、どうやって使おう…」と悩んでいるうちに、気づけば冷蔵庫の野菜はしんなりしていることもしばしば。
でも最近、ちょっとした挑戦を始めました。
一週間分の食材をまとめて買って、冷蔵庫の中を計画的に使い切るようにしているんです。
まとめて買うことで、まず「買い物に行くのが面倒だな…」という気持ちを封じ込めることができました。
さらに、週末のうちに「何を作るか」を決めておくことで、必要な分だけを無駄なく買えるようになりました。
とはいえ、私の料理レパートリーはまだまだ少なめ。
メニューが思いつかないときや、初めて挑戦する料理に出会ったときは、周りに作り方を聞いたりネットでレシピを調べたりして、できるだけ失敗しないように奮闘中です!

こうした小さな工夫を積み重ねることで、しんなり野菜を救えるようになってきました。冷蔵庫が空っぽになる瞬間にも、ちょっとした達成感。まだまだ、完成した料理は “想像と違う”仕上がりですが、形が崩れていても、味がちょっと薄くても、野菜たちを使い切れたらそれだけでエコだ!と思うようにしています。
料理が苦手でも、地球には優しくなれる。そんな気持ちを大切に、これからも自分なりのペースで工夫を続けていきたいと思っています。
日本で発生する食品ロスは、その多くが家庭から出ていると言われているそうです。私がはじめた“冷蔵庫と向き合う小さな戦い”は、そんな現状に対してできる、ほんのささやかな挑戦かもしれません。食材を無駄にしない工夫や少しの計画性が、世界の食料事情や環境負荷の軽減とつながっている。そう思うと、形が崩れたり味が薄かったりする料理にも、少しだけ誇らしい気持ちがこみ上げてきます。
(文:W.A)