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歩くスーツケースに自動運転バス!?万博で未来のモビリティを体験
先日、大阪・関西万博に行ってきました。
万博会場では、思わず足を止めてしまうような展示や技術が数多く登場しています。
注目を集めているものの1つが、自動走行の取り組みです。
会場内ではまず、人の後ろを自走するスーツケースを見かけましたが、このスーツケースにはレーザーを使って正確な3次元情報が取得できる「LiDAR(ライダー)」が搭載されていました。
万博に行くと、さまざまな場面でLiDARを活用している様子が見られます。私は、傘がついて歩いてくれたらうれしいなと思いました。
会場内を巡回する自動運転バスは、ラインペイントや磁気マーカ、スマートポールなどの道路側の設備と連携しながら走行しているそうです。
車両には、LiDARの他にも、人工衛星を活用して位置情報などを把握する「GNSSアンテナ」や、コンピュータが搭載され、周囲の状況をリアルタイムで把握しているとのこと。
安全のため、運転席には人間のドライバーが待機していて、必要に応じて操作できる体制も整っています。
巡回バスは、普段立ち入ることのできないバックヤードエリアも通過します。
ウォータープラザの奥にそびえる大屋根リングの下を走る姿は、まさに未来の風景。
冷房も完備されているので、暑さや疲れを感じたときの移動手段としても有効です。
万博会場は、未来のモビリティを体験できるチャンスです。実際に触れてみることをおすすめします!
(文:Y.S)




