編集室ブログ
「国際防災の日」に思い出す 忘れられない台風被害
10月13日は「国際防災の日」です。
この日は200以上ある国際デーの一つで、1989年に国連によって制定されました。
ところで皆さんは、10月13日と聞くと何を思い出しますか?
私は、「令和元年東日本台風(台風19号)」のことが思い浮かびます。
この台風は、2019年10月12 日に伊豆半島に上陸し、東日本や東北地方を中心に大雨などによる被害をもたらしました。被害額は約1兆 8,800 億円にのぼり、津波を除く単一の水害としては、統計開始以来最大規模となりました。被害の深刻さが明らかになったのは翌日の13日で「国際防災の日」は私にとって、災害の記憶と深く結びつく日となっています。さらに、私が通勤で通る多摩川も、東京・世田谷区の二子玉川地区周辺で川があふれ、道が泥だらけになる事態となりました。
この台風を振り返ると、いくつかの場面が鮮明に思い出されます。そのなかでも、長野市の新幹線車両基地が浸水し、北陸新幹線の車両が水に浸かった光景は非常に衝撃的でした。また、ちょうど日本でラグビーワールドカップが開催されていた時期で、10月12日と13日に予定されていた3試合が、台風の影響で中止となったことも印象に残っています。
風水害は夏のイメージが強いかもしれませんが、台風は秋にも発生します。
私は防災対策として、通勤用のリュックに100円ショップで買った保温・防水・防風用の簡易ブランケットを入れています!皆さんも今日から早速、自分にできる対策から始めてみませんか?
(文:R.K)
画像:長野市、浅川の氾濫によって新幹線車両基地と北陸新幹線の軌道が浸水している




