ゆらぐ竹灯籠と竹林保護。小机城で見た循環の風景

神奈川県にある小机城(こづくえじょう)の竹灯籠祭りに足を運んできました。夜の小机城跡に並ぶ無数の竹灯籠、素朴なのに胸を打つ美しさで、ゆらぐ灯りが山城に続く細い道を照らすたび、そこに流れてきた時間までやさしく浮かび上がるようでした。

会場では、竹林保護のための寄付が呼びかけられており、集まった寄付金は竹の伐採・整備に活用されているとのこと。竹は、適切に管理しないと繁茂し、景観や生態系を壊したり、乾燥すると火災リスクも高まります。でも、うまく管理すれば、竹林を観光資源として活かし地域の魅力を高めたり、環境を守ることにもつながります。そのため「竹の管理って本当に大事だな…」と改めて感じました。

日本各地でも放置された竹林が問題化しており、倒れた竹の危険性や山林への侵入、火災リスクの増大などが指摘されています。だからこそ、竹を“資源”として活かしつつ整備する小机城の取り組みは、景観保全だけでなく安全にもつながる、一石二鳥の好循環だと感じました。
竹灯籠の静かな光の裏には、地域の自然と文化を守ろうとする地道な努力がある。それを知ると、祭りの灯りがいっそう暖かく見えてくるのです。

   
    
(文:K.T)

自分ごとを、ひとりごと。編集室ブログ

自分ごとを、ひとりごと。編集室ブログ