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美しい雪景色と一つの気球|冬の富良野に起きている変化とは
北海道富良野市。
見渡す限り一面に広がる白銀の雪原はひっそりと静まり返っています。
1月下旬、この日の気温はマイナス10度。
冬ならではの富良野の景色の中に、一つのカラフルな気球があがっています。
真っ白な世界に色を添えるように浮かぶ気球は、ひときわ目を引きます。
富良野では、気球に乗って雪原の広がりを上空から楽しむアクティビティが行われており、
寒い空気の中、バーナーの炎で空気を温め、浮かび上がる気球の姿がとても印象的です。
カラフルな気球と雪景色のコントラストは、
地元の人々にとっても観光客にとっても、冬の風物詩になっていることでしょう。
しかし、こうした冬ならではの美しい光景も、気候変動の影響によって徐々に変わりつつあります。
北海道でも冬の平均気温が上昇し、50年前と比較すると、約1℃上昇しています。
“1℃くらいならたいしたことはない”と思う方もいるかもしれませんが、
小さな温度変化でも環境には大きな影響が出ることがあります。
気球から楽しめる雪景色は、実は気候に支えられてきたもの。
温暖化が進む中で、この美しい雪景色を未来へ残していくためには、
地域全体でエネルギーの使い方を見直したり、
自然環境を守る取り組みを進めていくことが欠かせません。
静かな空へそっと浮かぶ気球のように、小さくても未来へ向けて歩き続ける。
この景色がこれからも変わらず残っていきますように。
(文:H.H)




