子や孫の世代が「少し生きやすくなった」と感じられる未来へ|21世紀第2クォーター始まりの誓い

子や孫の世代が「少し生きやすくなった」と感じられる未来へ|21世紀第2クォーター始まりの誓い

21世紀。
この100年の4分の1が経過した "第2クォーター" の始まりとなるのが2026年です。
この節目の年に、皆さんは何を考え、何を心に誓いますか?

30年ほど前、私は地球温暖化をテーマに論文を書いていたことを今でも覚えています。
当時すでに、CO2排出量に上限を設け、
超えた分にはコストがかかる排出権取引という考え方が
研究分野では議論されていました。

そして、2024年から本格化したGX(グリーントランスフォーメーション)の国家戦略では、
民間投資10年間で150兆円超の投資を目指すことが掲げられました。
これほど大きなお金が動くということは、GXが一部の専門分野ではなく、
私たちの仕事や暮らしにも大きく影響してくるテーマなのだと思います。

さらに、2026年度からは、一定規模以上のCO2排出事業者に対して、
排出量取引制度への参加が義務化されます。
これらの取り組みは、これまで努力目標に近かった脱炭素が、
経営判断に直接関わるテーマへと変わる転換点だと感じました。

30年前に「将来の仕組み」として学んだものが、
いま日本でも現実のルールとして動き始めたと思うと、なんだか感慨深いです。

これをきっかけに、GXの勉強を始めました。
GXとは、環境に配慮しながら、社会や経済を持続可能な形へと転換していこうとする考え方です。

気候変動は長い時間軸で向き合うテーマです。
取り組みの成果が表れるころ、私は後期高齢者になっているかもしれません。
それでも、21世紀の第2クォーターに取り組むテーマとして、
これほどふさわしい課題はないと思っています。
いま始めた行動の先に、
子どもや孫の世代が「少し生きやすくなった」と感じられる未来があるとしたら、
それはとても嬉しいことです。

市場が大きくなっていくGX分野だからこそ、理想だけでなく、
現実的なビジネスとして向き合うことが重要で、
いままさに絶好の機会ではないでしょうか。

21世紀の第2クォーターにどんな一歩を踏み出せるか、一緒に考えてみませんか。

(文:R.K)