海沿いの道路で見つけた海抜7m
梅雨明けが近づいてきています。
湘南の海も7月から続々と海開きです。
海沿いの道を走ると、夏を待ちきれないような空気が漂い始めています。
浜辺では、これから始まる夏を迎える準備が進んでいます。
夏といえば海。
そんな季節がもうすぐやってきます。
その一方で、昨日も地震のニュースが流れていました。
日本に住んでいる限り、地震は特別な出来事ではありません。
しかし、海の近くにいると、地震のあとにもう一つ気になる言葉があります。
それは「津波」。
最近、海岸沿いの道を走っていて目につくのは、
道路脇や電柱に設置された「海抜表示」。
ここは海抜3m。
ここは海抜5m。
そして、私が見つけた表示は海抜7m。

意識し始めると不思議なくらい目に入ってくるようになります。
東日本大震災以降、多くの自治体が海抜表示を整備したからです。
今、自分がいる場所はどれくらいの高さなのか。
災害時に瞬時に判断できるようにするために設定されています。
普段はただの数字。
しかし、いざという時には命を守る情報になってくれます。
海抜7m。
この高さは安全なのだろうか。
それとも十分ではないのだろうか。
答えは状況によって違います。
だからこそ大切なのは、
数字そのものではなく、自分がどこにいて、
どこへ逃げるべきかを知っていることなのだと思います。
近くには津波避難タワーもあります。

普段は景色の一部のように見えるタワー。
利用されないことが一番良い設備です。
しかし、いざという時には多くの命を守るために存在しているのです。
夏の海は楽しい。
でも危険だから近づくな、とは思わない。
楽しむなら知っておこう、です。
海を眺めながら、
避難場所はどこか。
高い場所はどちらか。
今いる場所の海抜は何メートルか。
ほんの少し意識するだけで、いざという時の行動が変わります。
今年も夏がやってきます。
海には多くの人が集まるでしょう。
願うのは、津波避難タワーが使われることのない夏。
そして、海抜7mという表示が、ただの数字のままで終わる夏です。
(文:永塚 和彦)
■関連する学び記事
知っておきたい基礎知識<地震>地震の時の"もしも"に備える、6つのポイント
■関連する編集室ブログ