知らないうちに使っている!毎日の暮らしを支えている空間情報

知らないうちに使っている!毎日の暮らしを支えている空間情報

私たちの暮らしの中に溶け込み、暮らしを便利にしてくれるものと聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?

順位はさておき、インターネットやスマートフォンを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
コミュニケーションやゲーム、お店やそこまでのルート検索、通販でのお買い物など、使い方は人それぞれですが、もはや欠かせないものです。

そんなスマートフォンやそこで利用されるアプリやサービスに「空間情報」が利用されているのです。
 
空間情報とは、位置とそれに関する様々な情報のデータで、わかりやすくいうと「どこで」「なにが起きているのか、起きたのか」などを表した情報のことです。 

 

知らないうちに使っている空間情報

例えば、スマートフォンの地図アプリ。
現在地から目的地までのルートを調べたり、移動時間を確認したりできます。
また、飲食店や施設を探すときにも「近くのカフェ」や「近くの図書館」と検索すると、現在地から近い場所が地図上に表示されます。営業時間や口コミなどの情報と位置情報を組み合わせることで、目的に合ったお店や場所を見つけられるのも、便利ですよね。 
   
また、ネットショッピングを利用する方も多いと思います。
購入した商品が希望の時間枠で届く。
当たり前のように利用している細かな指定も、届先や車両、指定次項を考慮して効率的なルートを組み立てることで、スムーズな配達を実現しています。
   
このような普段何気なく利用しているサービスの裏では、空間情報が利用されているのです。

また、現実の街を歩きながら遊ぶゲームや、ランニング・ウォーキングの記録を地図上に表示するアプリなどは、GPSによる位置情報を活用しています。
楽しみながら運動したり、これまで知らなかった地域の魅力を発見したりできるのも空間情報のおかげです。 


安全・安心な暮らしを守る空間情報

空間情報は、防災の分野でも大きな力を発揮します。
大雨や地震などの災害が発生した際には、人工衛星や航空機から得られたデータをもとに被害状況を把握します。
浸水した地域や通行できる道路を素早く確認することで、避難や救助活動に役立てられています。 

   
近年では、空間情報とAIを組み合わせた活用も進んでいます。
道路や橋の点検、農作物の生育状況の確認など、さまざまな分野で活用され、社会の課題解決に貢献しています。 

   
私たちは普段、空間情報を意識することはあまりありません。
ですが、道に迷わず移動できること、お店を簡単に探せること、希望した日時に荷物が届くこと、位置情報ゲームを楽しむことなど、毎日の暮らしの便利さの中に空間情報は確かに存在しています。
    
空間情報は、とても身近なものなのです。
   

(文:後藤 智典)

   

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