宇宙を旅するカメラマン。人工衛星はこんなところで活躍している! 

宇宙を旅するカメラマン。人工衛星はこんなところで活躍している! 

皆さんは、家の前の道路工事も、近所にできる新しい店舗の様子も、宇宙から撮った画像で把握できるって知っていますか? 
今回は、宇宙から地球を見守る人工衛星の活躍に迫ります。 

普段の生活にどう役立っているの? 

人工衛星はさまざまな分野で活躍をしています。 
例えば、災害時にテレビなどで目にされた方もいると思います。 
しかし、その活躍の場は災害時だけではありません。 

例えば、 

  ・ 普段利用している地図サービスに活用 
  衛星画像は、道路や建物の変化を把握し、地図の更新にも活用されています。

 ・私たちの街を守る行政の業務に活用 
  固定資産税の徴収や、森林の管理に活用されています。

    ・不動産や新しい店舗計画に活用 
  不動産会社や小売事業者が、土地利用や開発状況の変化を把握するのに活用されます。 

このように、地球観測衛星は宇宙から地球を眺めているだけではありません。
私たちが毎日使う地図や、まちづくり、防災など、さまざまな場面で活躍しています。 
では、そんな衛星はどのように地球を観測しているのでしょうか。 

知っておきたい2種類の人工衛星 

皆さんは人工衛星と聞くと、何が思い浮かべるでしょうか。 
GPS、天気予報でよく見る気象衛星「ひまわり」、最近では通信衛星「スターリンク」などでしょうか。 

人工衛星とひとことで言っても、その役割や特徴はさまざまです。ここでは、天気予報でおなじみの「気象衛星ひまわり」と、地図づくりなどに活用される「地球観測衛星」を比べてみましょう。

地球観測衛星は秒速約7.5㎞(新幹線の約100倍)という超高速で周回しています。
それは、超高速で周回しないと重力で地球に引き寄せられて、大気圏で燃え尽きるか、燃え尽きなくても地球上に落下してしまうからです。 
つまり、高度約600㎞を維持するためには、重力と遠心力がバランスする秒速約7.5㎞が必要なのです。 
「マグロは止まったら死ぬ」と言われますが、「マグロと同じで止まれない衛星」と考えるとイメージしやすいかもしれません。 

活用の幅は無限大! 

他にも農林水産業、インフラ、都市計画、気候変動、エネルギー、保険、金融など実は色々な分野で使われていますので、興味があれば調べてみてください。 

もしかしたら、日々の暮らしだけでなく、皆さんの仕事にも役立つかもしれません。 

   

(文:金子 力也)

   

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